新庄市若葉町 土地・建物 活用事例

相談者 T 様
対象不動産 新庄市若葉町
相談内容 相続人はご相談者様の他1人、ご両親が亡くなり遺産分割を行おうとした際に協議が整わず調停へ、調停により成立し不動産は持ち分1/2づつと決まった。不動産(ご実家)以外のものはスムーズに相続されたが不動産だけがいろいろな事情により処分まで至らないまま2年が経過、その間の固定資産税や管理にかかる費用はご相談者様がご負担されている。豪雪地帯のため冬季間の雪下ろし費用、落雪による隣家への雪害等の修復費用で困っている、ご相談者様もご高齢でご実家に行くには車で約2時間位かかるため管理することがなかなかできない。持ち分にて成立しているため自分一人では処分ができない。この空き家問題をご自身のお子様の世代まで引き継がせたくない。なんとか解決できないものか。
調査結果 ご実家は雪害、経年劣化等による損傷が激しく、窓ガラス等も雪害で割れている状況で街中にあるため、防犯上も良くない空き家である。
業務処理 まず相続人の方が処分に協力していただく意思があるかの確認のため、お手紙を数回お送りし返答を待った。その間、解体費用等の各種見積もり調査、物件調査、行政調査、市場調査等を行い処分する際の費用、売却する際の価格をご提示。何回目かのお手紙の後、当時相続人の代理人をされていた弁護士よりお返事をいただいたが中々相続人の方からのご協力が得られない。その後何度も代理人の方より空き家処分についてお話していただいたがいいお返事はいただけないまま2年目の夏に物件を担当していた空き家相談士が物件を見回を行っていた所空き巣被害を発見、警察に連絡し捜査していただく事に。この事件を代理人に伝え、何とか処分しないと危険である旨をお話ししていただいたが中々処分に進まないまま1年半が経過、ご相談者様も弁護士による代理人を立て、処分を促していただく事に、その後数カ月後に処分に協力する旨のお返事をいただき、現在に市場価値を再調査後、株式会社リバティが買い取り建物解体へ。最初の相談日より処分完了まで約4年無事解決に至った。



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after


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